債権回収とは、取引や契約に基づき発生した金銭の支払請求権(債権)について、支払がなされない場合に、その回収を図る一連の対応をいいます。
支払が滞った場合、「いずれ支払われるだろう」と様子を見ることも少なくありません。
しかし、時間の経過とともに、
- 財産が処分されてしまう
- 他の債権者が先に回収してしまう
- 相手方の所在や資力が分からなくなる
といったリスクが高まります。
債権回収では、どの手続を選ぶかだけでなく、いつ動くかが結果に大きく影響します。
そのため、早い段階で状況を整理し、任意の請求にとどめるのか、法的手続を検討するのかを判断することが重要です。
債権回収には、仮差押え、訴訟、支払督促、強制執行など、複数の手段があります。
この後のコラムでは、債権回収に用いられる各手続について、順を追って説明していきます。